コーヒーを飲んでる人はかっこいい。幼い頃からそんなイメージを持ってた。よく覚えてないが映画やアニメの影響だろう。
時は25年ほど進み、ぼくの朝はコーヒーから始まる。誇張抜きでコーヒーを飲まない日はない。淹れる直前に、好みの粗さで豆から挽いた自分のためのコーヒーだ。最近は生豆を購入し、拙いながらも自分で焙煎をしている。…ものの見事に焼きムラだらけな訳だが。
今回はコーヒーについて、主観まみれで綴ってみる。
なぜコーヒーにのめり込んだか。
純粋無垢な子供のような見出しとなってしまった。だがそのとおりで、電動ミルやインスタントコーヒーにも溢れんばかりの種類があるこのご時世に、わざわざ豆を砕いてドリップして一杯を淹れる。なんとも小粋で風情がある。そんなことをしてみたいなぁという小さな憧れから、この趣味を持つようになった。コーヒーを飲むための一連の動作を通して、自分の好きな自分になっているのは、なんとも嬉しい。
集中したい時、逆にホッと一息つきたい時。どちらにせよコーヒーを飲む。区切りをつける感じで、気持ちに作用する。
コーヒーの味は思ったよりも繊細で、気持ちに余裕があったり、舌に意識を傾けたりするといつも以上に奥行きを感じる。
店主が焙煎している豆を買ったり、いただいたりする時。「この豆はミディアムローストとシナモンローストの間くらいで、豆の大きさも実は均一になるようにピックされてます。一般的なブラジル(豆の種類)とはちょっと違った風味なんです」なんて言われた日にはいつも以上に味覚が研ぎ澄まされる。そんな時は気持ちもこれほどになく穏やかだ。
巷ではアロマコーヒーという名称で販売されている種類もあって、まさにコーヒーが気持ちに作用することがわかる。
コーヒーの真なる美味しさに気づいたのは24歳くらいの時だった。それまでは眠気覚ましの道具とか、カフェに行った時に場所代として支払うくらいの感覚もあった。
いまは意見が大きく異なる。コーヒーは美味しい。驚くことにコンビニの100円コーヒーですら、しっかりと美味しい。特にファミリーマートとセブン。ファミリーマートはモカブランドのMサイズも出してください。お願いだから。
そして、コーヒーを飲むと健康になれる。
ポリフェノールを多分に含んでいるので、活性酸素が引き金となって起こるがん・動脈硬化・心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果がある。さらに、紫外線による肌のダメージを防ぐ効果も昨今は注目されているようだ。コーヒーを1日2杯以上飲む女性は、紫外線による顔のシミが少ないという実験結果も報告されているらしい。ほんまかいな。
参考:コーヒーの健康効果とは
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/coffe-kenkokoka.html
「前向きな趣味に浸る」という、当ブログのコンセプト通りな記事になった気がする。と同時に、文章からナルシストが香る。けど、少しでもコーヒーに興味を持つ人が増えたら嬉しい。
一緒にカフェ巡りをしよう。