趣味に充てる時間は結構多い。
気がついたらしてることや、気合を入れて取り掛かるもの。
多くの時間を充てることなら前向きなものがいいなと思うことが増えた。
以前はある種、逃避じみたことやごくごく狭い世界の中でしか価値を感じにくいものに没頭することがあったぼくだからかもしれない。
ニッチでアングラだからこその良さに惹かれた趣味もあるけど、今はその逆になった。
今の趣味はもっぱら「シーシャ」「サウナ」「コーヒー」
今回はシーシャの話。
タバコはあまり得意でないが、シーシャ(水タバコ)に惹かれた。
理由は様々あるので1つづつ。
よく行くシーシャ屋さんはこんな感じ。
シーシャの味はもちろん、過ごす空間を重視している。日が昇っている時間帯に行くことが多いので、立ち込んだ煙に陽が当たる様子を見るのも好きだったり。
地下にあることも多いシーシャ屋さんの中で、眺めが良くて開放感があり、どことなく健全な感じのするお店を見つけると入り浸りたくなる。(長居してすいません)
なんとなく人と話したい時、仕事や考え事に没頭したい時。どちらの場合もシーシャを吸いに行く。
雰囲気で察してもらえるお店は居心地が良すぎるので、つい入り浸りたくなる。(長居してすいません)
最近はオススメのコーヒーミルや豆の焙煎方法などを教えてもらっていて、それが足を運ぶ理由の一つになっている気もする。根詰めた作業の後に豆の差し入れをいただいた時は涙がちょちょぎれた。
自宅とも仕事場とも違う、第3の居場所みたいで嬉しい。
残念ながらシーシャは決して安くはない。その理由はフレーバーのほとんどが海外のもので仕入れの際にまあまあな関税がかかる。そういった背景もあり、2時間で3,000円-4,000円くらいに設定されているお店が多い。
カフェでの作業がはかどる人が多いように、どうやらぼくはシーシャ屋さんでもスイッチが入る人種のようだ。
※金額のプレッシャーが為せる技かもしれない
次はシーシャそのものの話。
タバコは苦手なのにシーシャが好きなのはなんでだろう?と考えたところ、香り(煙)の要素が大きかった。シーシャは好きなフレーバーを選べるので好みや気分にあった味と香りを楽しめる。
ブラックデビルとラーク以外吸えなかったぼくがここまでシーシャにハマったのは、チャイやミルクティーなんかの香りをその時の気分に合わせて味わえるところが大きい。最近はカサブランカ・カシミア・カルダモンなどのスパイス系フレーバーと組み合わせていい塩梅を探っている。
スパイスフレーバーの組み合わせでカレーっぽい風味を目指している知人もいて、至高の組み合わせが確立されることを密かに応援している。
よくある誤解として「水を通すからタバコと比べて害が少ない」というのがある。これを主張しているのは大体フレーバーの会社かシーシャ屋さんなのでぶっちゃけ真偽はよくわからない。
医学的根拠や権威のありそうな論文データもそう多くないので判断に迷うが、いくつかの文献を見るに健康へのダメージは一般的なタバコとそう変わらないらしい。ただ、吸い心地に関してはタバコより遥かにマイルドで吸いやすい。
ぼくの場合はタバコが似合わない上に吸うたびはちゃめちゃにむせていた。が、火力には依存するもののシーシャだとあまりむせないし、なによりちょっと様になっている。気がする。
先に上げたような誤解や雰囲気の素敵な店舗が多いこともあって、一般的な紙タバコに比べるとシーシャにはどことなく都会的でモダンな印象を受ける人が多いようだ。
少なくとも口外するのをためらうような趣味ではないと感じている。
どうせなら、ちょっとカッコつけられる趣味っていいよなぁと思うタチ。コーヒーにハマったのもそんなミーハー心からだったりする。
というのがシーシャ自体を好きになった理由。ぼくの中では前向きになれる趣味 の1つ。
現在は週に1~2度ほどくゆらせている。